優しさ全て弱さではありませんように

一見おとなしいし、確かにおとなしいのだけれど、実は静かにおとなしくない人が好き、そういう人になりたい。

やさしいねと言われるたびにその言葉が違和となり身体の全てに詰まって血液が壊されそう、わたしはやさしくなくいじわるなのだほんとうは。

弱さが変形したやさしさは無意味であり、やさしいのではなく怒れないのだわたしは。

かわいそうという言葉が大嫌いで、人を傷つけるにはうってつけだと思っている。

知らないお酒を飲めるようになって、身体も脳みそも騙されるのだけれど、決してかわいそうだとは言わないし、無意識に言おうとしない。