藤川 あひの

ahino fujikawa

脱出孔の発光

脱出孔がまだまだ光を放っていないので、それは塞がったまま、つまりは閉じ込められたままなのだけれど、そのままにするわけにはいかず無論、生きる。

殻に閉篭もるのではなく、閉じ込められているという言抜けで取り繕う。せっかく空いた孔穴も余計に繕って抜けられず皆見上げている。

一体誰が時代のせいにし始めたのか、いつになったら少しずつ剥落してひび割れ始めてくれるのか。

早く少しずつ腐れと思うよ。そしてそれは私の腐葉土になるのよ。

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