藤川 あひの

ahino fujikawa

2018/02/14 (水)

起きしなに、「今日は風が多いな」と感じた。窓の微量な動きを認めたので、きっとそうだと思った。

無論、風吹き荒ぶ中、借りたdvdを返すべく歩いた。直前まで観ていた「夜は短し歩けよ乙女」のワンシーンに、風に吹き飛ばされそうになりながらも歩く黒髪の乙女がいて、不覚にも重なったけれど、彼女は快活で髪が短く酒豪でわたしとは正反対なのだった。不覚なそれは風速14メートルで吹き飛ばされた。

昏黒前、フルーツパーラーへ赴き、パフェを食べた。季節のパフェを注文して、パフェが来る前に御手洗を済ませておこうと、席を立った。

手を洗う際に、ハンドソープを適量、手に取る。よい匂いだ とふとパッケージに目をやると「フルーツの香り」と書かれている。

ああ、このフルーツパーラーは抜け目がないな と感心して、きっとパフェは来ていないだろうしまだ食べていないけれども美味しさを洗面所にて確信し、席に戻った。友人を置いて一人抜け駆けで確信してしまったことに申し訳無くなったけれど、結局、私のパフェも友人のパフェも至極美味しかったのだから、それはもうどうでもよいことだった。

f:id:ufu_to_ufu:20180215015711j:image

f:id:ufu_to_ufu:20180215015720j:image

風とパフェに関してはそれぞれのそれぞれを先に確信してしまって、手品のタネを見破ったときのように、風とパフェには落胆させてしまったかなあと思った。この日記を懺悔とする。